(整理版)山本太郎 岩上安身 インタビュー 2013/11/05 文字起こし書き起こし 冒頭部分

※「あのー」とか「えー」とかを削ったバージョンです。

 

(記者会見の様子)

 

会見場の女

今、山本太郎参議院議員の記者会見をご覧頂きました。

このあと引き続きこのチャンネル1で、岩上安身による単独インタビューを、

中継いたします。ぜひこちらもご覧ください。

 

(場所変わって、岩上と山本二人きりに)

 

岩上

山本太郎さんとしては、この間の議論をご覧になってたと思うんですけど、

ご自身の何が至らなかったのか、何が自分は間違ってないなという、

整理はされたと思うんです。

そこをちょっとお話し願えないでしょうか。

 

山本

もともとのルールの中では、違反ではなかった。

まさか園遊会で、陛下にお手紙をお渡しするような、

そんな者はいないだろうということで、ルールには含まれていなかった。

という部分で、ルール違反にはあたらなかったと思います。

 

岩上

そういうルールが、これはダメですよということが、書き入れられてないと。

 

山本

ルールではなく、マナー。

 

岩上

マナー。

 

山本

マナーの方、でもそのマナーっていう部分に関しては、

人それぞれ価値観があると思うんですけど、

やはり、今まで僕が足を踏み入れたことのない世界のマナーなもので、

例えば国会におけるマナーであったり、

園遊会でのマナーであったりっていうものは、

僕自身、何も知らないこと、だらけですよね。

そういう意味でこの、お作法っていう部分に触れてしまった、

っていうことなのかなっていうふうに、自分では認識しています。

 

岩上

そこは、反省すべき点だと

 

山本

はい

 

岩上

マナーを十分承知してなかったという点は、反省すべき点である。

では、一方でですね、非常に真剣な思いで手紙を書かれて、

天皇陛下に現状をお伝えしたかった、ということで、

請願ではないと、ご本人おっしゃっているわけですね。

何かお願いはしていないと、ただ現状をお伝えしたいお手紙を出したと。

このお手紙を出したということ、

自分の気持ちといいますか、それに関しては、恥じることのないものだと、

いうふうに思ってらっしゃるんでしょうか。

 

山本

そうですね。

本当に、この原発の事故から自分の生き方が変わって、

事故から2年半の間に、国会議員にまで皆様の応援でなって、

人生、大きく変わりましてね、

その中で、国会に来たはいいが、やはり、その中での動きというものは、

すごくスローであると、しかもこの命っていう部分において、

今すぐに行動を起こさなきゃいけないっていうことに関して、

特に、動きが遅いと。

その一方で、例えばお金に関わることであったりとか、

金儲けに関わるようなこと、

例えば国家戦略特区であったりとか、

 

岩上

国家戦略特区ね(笑)

そのお願いみたいなこと

 

山本

(笑)

日本版NSCであったりとか、特定秘密保護法であったりとか、

何かの利益につながるようなことは、トントン拍子で決まっていくと、

逆にこう、間も作らないくらいに一気に行っちゃうのに、

どうしてこう命に関すること、今ここにフォーカスしなければ、

未来にバトン繋げないようなことに関しては、

遅々として進まないって言うことに関して、

自分自身、最大限に焦りを感じていたっていう所あると思うんですよね。